明治時代

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中江兆民 〜東洋のルソーと呼ばれた男〜

1880年代、明治時代の自由民権運動の広がりに貢献した思想家「中江兆民」です。彼は、フランスの啓蒙思想家ジャン=ジャック・ルソーが著した「社会契約論」を翻訳したことでフランス流の自由民権論を広め、自由民権運動の理論的指導者となりました。これらの功績から中江兆民を「東洋のルソー」と呼ばれています。自由民権運動の指導者として活躍するいっぽうで、岩倉使節団の出仕として採用されたり、東京外国語学校の校長を務めるなど優秀な人物として知られています。しかし、性格は破天荒でたびたび奇行をしていたエピソードが残っています。今回の記事では、中江兆民の生涯と人物像をご紹介します。
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広瀬武夫 【日本初の軍神となった秋山真之の友】

日露戦争後、日本人初の軍神と崇められたのが今回紹介する広瀬武夫です。日本海海戦にて活躍した秋山真之の良き先輩でもあり、友人でもあった広瀬は多くの士官たちから親しみを持たれた人格者でした。また、駐在先のロシアでも現地人から気に入られ、ロシア人女性と恋愛関係にまで発展しています。戦死後は明治政府によって戦意高揚のプロパガンダにされてしまったとの見方もありますが、それ以上に素晴らしい人物であったことを今回の記事を通して見ていこうと思います。
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