
天正大地震 ~徳川家康の運命を決めた大地震~
1584年(天正12年)織田信長の天下統一の事業を受け継いだ羽柴秀吉(豊臣秀吉)は小牧長久手の地にて徳川家康と激突するも、戦いは膠着状態に陥り、両者による和睦という形でこの戦いは幕を閉じます。その後、秀吉は着々と勢力を拡大し、家康討伐のため大軍勢の出撃を整えさせます。対する家康は内外ともに問題を抱えている状態で、正に絶体絶命な状況でした。そんな状況の中、両陣営を未曾有の大地震が襲い、両者の運命を大きく左右することとなります。果たして、日本の歴史を大きく変えたとも言える”天正大地震”とは一体どんなものだったのでしょうか?