北条時行〜足利尊氏を悩ませた逃げ上手の若君〜
時は1333年。鎌倉幕府の滅亡後、政変に揺れる日本において、ひたむきに鎌倉奪還を狙う男がいました。その名は北条時行。彼は後醍醐天皇による倒幕運動「元弘の乱」で命を失った父・高時と仲間の仇を討つため人生のすべてを北条氏復興に注ぎます。2021年より週刊少年ジャンプで連載が開始された話題沸騰中の「逃げ上手の若君」でこの時行を知ったという方も多いのではないでしょうか?歴史の授業ではあまり触れられない人物だけに謎も多く、どんなことを成し遂げたのか知りたいという方も多いでしょう。そこで今回は「逃げ上手の若君」北条時行がどんな人物であったのかご紹介していきます。